いのちの真相とその周辺

せい氣院の院長のブログ 野口整体 ユング心理学 禅 空手など

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

教える 教わる

教わる、教える、ということについての少し考えた。「考えた」といっても結論めいたものはなく、あくまで頭の中のもやもやを視覚化するための独り言である。 これまでにいろいろなものを習ってきた。しかし教わって身に付いたものはというと、教えてもらった…

ゼンマイ

息子は今釣りがやりたいらしい。貯金をはたいて釣り具を買いそろえたのであとは現地に行くだけなのだが、道具をいじる姿から気焔が立ち昇っている。 ある時は野球を一所懸命やったし、少し前はベーゴマに夢中であった(これは今も続投中)。やりたいことが次…

本を買わない

引っ越しと本で書いたがもっぱら本は図書館で借りるようにした。今回の引っ越しを期にものを持つのが煩わしくなったようだ。 借りている本でも「お、これはいいな」と思ったら以前は注文していたが、買ったところで何回読むかといったら一読した後はほぼ放置…

今年の目標

毎年のことだが今年も目標は立てなかった。野口整体では新年になると今年の目標を提出させる。誰が、誰に?ということだが、私が通っていた道場では先生が整体指導を受ける人に対して「整体指導を受ける目的」を年が変わった最初の指導の時に新たに書かせて…

おしっこと捻じれ

体が捻じれるとおしっこが出にくくなる。 これは野口整体の初歩的な話としてすぐ出てくる。『整体入門』には捻じれ型の八種は排尿に締まりがない人なんて書いてある。 捻じれるとは腰を中心とした話なのだが、さらに限定すると背骨の中でもおへその調度後ろ…

学びのタイミング

人が何かを習得するには時期が大切だ。 同じ本を読むにしても、今読んでいるものを10年前に読めと言われても頭に入らないだろう。 以前どこかで書いたが、教育というのは「教える」ということと「育つ」という双方の力がピッタリ合わさったときにはじめて成…

梅の木の想い出

庭に生えている芙蓉が限界になったので枝をバッサリ切った。毎年のことなのだが、一年で本当によく伸びる。芙蓉の枝を処理しながらふと梅に目をやると、もう蕾がついている。いまから実をつける準備をしているのだ。これから冬が来ることを木は「知っている…

活元運動の深い浅い

先日「活元運動には深い浅いがあるよね」という話を妻とした。 こういう話はヘタすると「本当の活元運動はうんぬん…」という展開になって、迷宮入りになる可能性もある。 活元会で行う活元運動の定義は錐体外路系の訓練法なので、意識の統制を弱めてユラユラ…

子どもの近視

小学生になるころにはぽつぽつ近視で眼鏡をかける子が出てくる。うちの子は小学校の中学年になっているが、今のところその気配はない。 ちなみに私は結構な近視だが、妻の目は問題ない。息子は外見的には妻の家系が濃く、目が良いのは血筋とも考えられそうだ…

捨てる

ご相談に来られる方の中に「私はモノが捨てられないんです」とか「このまえ断捨離をしました」という話をされる方が一定いる。 いつの頃からか「物を捨てる」という行為がスピリチュアリズムと絡めて取り上げられるようになったので、その辺の関連も少なから…

良書と悪書

本を捨てるで思い出したが、大学の入学式で聞いた話がいまだに耳に残っている。おおよそ次のような話だ。 「大学4年間、できだけ本を読んでください。それも良書を読むべきです。良書を多く読むための方法、それは悪書を読まないことです。」 …確かにそうだ…

引っ越しと本

いつのまにか引っ越しまでひと月を切っていた。 意外にモノがない家だと思っていたけど、本はまあまあある。漫画も少々ある。 考えたあげく、いつ読むんだかわからない本はこの際処分することにした。 考えてみれば近所に横浜市立図書館という大きな書庫があ…

統一体と腰

むかし武道をやっていたころ「統一体」という言葉をよく耳にしていたのだが、今になって考えるとわかったようなわからないような観念的な言葉である。 大学の頃に通っていた空手道の先生も「統一体」という言葉を使っていたし、たしか合気道の本にも統一体と…

12月活元会のお知らせ

12月は下記の日程で活元運動指導の会を行います。 5日(木)10:00-11:30 7日(土)10:00-11:30 11日(木)10:00-11:30 14日(土)10:00-11:30 月末より自宅工事が始まる関係で通常より変則的になっています。 はじめて参加を希望される方は当院サイトをお読…