いのちの真相とその周辺

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活元運動の深い浅い

先日「活元運動には深い浅いがあるよね」という話を妻とした。

こういう話はヘタすると「本当の活元運動はうんぬん…」という展開になって、迷宮入りになる可能性もある。

活元会で行う活元運動の定義は錐体外路系の訓練法なので、意識の統制を弱めてユラユラっと動き出せばそれはもう活元運動でよいだろう。

ただ意識の統制レベルが全く無になってしまうということはめったにないので(仮にそんなことになってしまったら精神病かもしれない)、その統制のレベルがどれくらい弱まるか、ということで活元運動に深い浅いは生じてくる。

こういうと深い活元運動が上等で浅いものは下等という評価がしたくなるかもしれないが、これはその人の必要度合いに応じて適・不適があると考えたら良いだろう。まあとにかくその時に出る運動を是として楽しく適当にやるのが良いと思う。

最近は年齢や体力のあるなしを問わず、いつまでもできることをありがたいと思うようになった。私の先生は「活元運動は人生の隠し味」といったが、この年になってその言葉の意味をかみしめている。