2024-06-07 天心による活元運動 備忘録 野口整体 私は音楽を伴奏に、毎日の活元運動が楽しくなってきた。 先生のいう“天心”とか“ポカーン”は、心身を弛めきって丹田で深い息をしている状態である。そういう状態で、内から動いてくる動きに任せて動いてゆくことの何という快さ――それは今までのような鬱散的な快感ではない。もっと細やかで、しなやかで、静かな、味わい深いものであった。 先生が「自分の一挙手、一投足、生活の全体が活元運動になったら本ものだ」と言ったことが、漸く少し分かりかけてきたような気がする。 野口昭子著『見えない糸』全生社 p.175